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あとがき S氏

  • ritspen
  • 2020年12月30日
  • 読了時間: 1分

 以下は雰囲気を考慮して本編に書かなかった作中の設定です。

【花鳥種】(青年)

 感情を多く持つ種族。番になる相手にだけ感情を与えることができる。十年に一度誕生する希少種で、感情が多い代わりに体の一部が欠けている場合が多い。

【吟遊士】(碧の吟遊士)

 感情が極度に少ない種族。番と出会うことで初めて感情を手にするが、相手が希少種なので多くは番を持たないまま一生を終える。

 吟遊士に足りない感情があと一つになると籠が作られ、花鳥種が入ることで正式に番として成立。最後の感情(今回は喪失感)が与えられた時花鳥種の花化が始まり、籠内部の花鳥種と意思疎通はできなくなる。花籠が発する音楽で花鳥種は持ちうる全ての感情を一晩かけて吟遊士に与え、その後は歌うことなくただ番の吟遊士が死ぬまで枯れずに咲き続ける。

 以上です。

 それではご縁があれば、また。

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​グレート エスケープ

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