あとがき 亜流
- ritspen
- 2020年7月30日
- 読了時間: 2分
せめぎ合い炎天下イン常夏のココナッツアイスクリームは蠱惑的誘惑(訳・アイスめっちゃ食いてえ……)
どうも、亜流です。この度は拙作、『花といのちとアフターグロウ(夏の章)』をお読みいただいて、ありがとうございます。本作は前回の春リブロでの投稿作、『花と……(春の章)』の続編にあたります。そのため、上下揃って初めて完成したものだと思います。よろしければ、そちらと併せてご覧くださいませ。
さて、前置きはこのぐらいに留めておいて。
本作は前々作、『あすのひかり』(二〇一九年度・冬リブロ掲載)でのある致命的問題に対して批判を行うために書き始めたのが切欠でした。この夏の章で明確にしたかった事は、本文にすべて書きましたので、それが読んでくださる皆さまに届き、そして判断していただければいいなあ、と今は思います。ナルシシズムが許されるであろう「青春期」というものは、書いていて恥ずかしいことでさえ何故だか懐かしく、可愛らしく感じました。
また、舞台となった一九九五年の日本がかなり激動の時代だったこともあり、参考にしやすくて助かりました。ただ、これは事実を元にしたフィクションなので、史実に対して多少の変更を行っています。皆さまにもその点、ご了承いただければ嬉しいです。そして本小説を書いている際、参考にさせていただいた資料も勝手ながら添記します。
参考文献
「オウム:なぜ宗教はテロリズムを生んだのか」島田裕巳 トランスビュー
「1995年の日本:20世紀とはどういう時代であったか」いいだもも 論創社
次回は現在・過去・未来がつながるような、幻想的なものを書いてみたいです。きっとまた長くなるのかな。展開というものは本当に場当たり的に変化していくものなので、どうなるかは分かりませんが(ザ・無責任!)
最後になりますが、こんな長い小説を校正して下さった編集部の方々、感謝します。
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